匿名ご希望 女性の方
先日は長時間に渡って、色々とお話を聞いていただき、ありがとうございました。
ヒプノを受けるに当たって一番心配していたことは、【きちんと自分は催眠にかかっているのかどうか】ということにありました。
私としては2度目のヒプノセラピー体験でしたが、以前はあまりヒプノセラピー自体を理解していなかったこと。
そして前世がどうしても知りたくて受けたこともあり、ヒプノでの催眠療法というものも理解しておらず、ずっと腑に落ちない感じがしておりました。
今回はなぜヒプノセラピーを受けたかったのかということを、申し込みの際にお伝えしていたのですが、それから母との間における問題などが起こり、なぜ受けたかったのかということすら当日は思い出せないほど、すっかりなぜというものが分からなくなっていました。
なので、最初カウンセリングの際にヒプノを受けたかった理由を、改めて聞かれた際に「よく分からない」答え方をして、困らせてしまったのではないかと反省しております。
申し訳なかったです。
私としては当初、母のようにうつ病を抱える人に対して、何かヒプノで改善できることがあるのではないかなと感じたこと。
そして最近私の周りで「インナーチャイルドを癒すと良いよ!」という声を多く聞き、ならば再度ヒプノを体験して、それで自分がこれはいいな!と納得できれば、ぜひ学んで母に行ってみたいというのがそもそも受けたいキッカケでした。
あとヒプノを受けるに当たって一番心配していたことは、【きちんと自分は催眠にかかっているのかどうか】ということにありました。
それについてもボードを使ってきちんと理論的に説明いただけて、安心して、納得して行うことができました。とてもありがたかったです。
いざ、リラックス状態への誘導が始まると、本当に身体の力がフッと抜けて、緊張がほぐれているのが、感覚的にきちんと分かりました。
私はそういったことが本当に苦手で、呼吸に集中してくださいって言われてもできず、深く吸ってくださいと言われてもできずで(笑)なんて難儀な人間なんだろうといつも思っていました。
けれど、今回は本当に深くリラックスした状態に入り、催眠に入ることもスムーズだったような気がしています。
そして実際、今回ヒプノセラピーで観れたのは、私と母との繋がりのある過去世でした。
今回はどこへ繋がるとも決めずに潜在意識に任せたので、私自身もどこに向かうのだろうと思っていたら、誘導の段階で名前や時代がババーっと出てきたので(笑)、予め分かってしまったということがありました。
そして過去世での母は私の姉で、私はその妹。
姉妹という関係性でした。
母は今世において、自分の本心を誰にも明かそうとはしません。
思っていることの核の部分を誰にも見せようとはしません。
母が病気になる前、もっと前からですが、このことでよく喧嘩になることがありました。
どうして本当の思い、気持ちを言わないのか。
言わなければ相手には伝わらないのにと。
しかしこの過去世においてなぜ母は言わないのかが、なんとなく分かったような気がしました。
そして私の癖も同じようにその過去世でも出ていました。
もしかしたらこれらのストーリーは、潜在意識が私を癒すために用意したフィクションかもしれません。
しかし翔子さんに言っていただいた通り「真実であっても、フィクションであっても構わない」と、私もそのように思います。
それを探るために、検証するために、過去世に戻るわけではないですもんね。
そしてその場のふたりにあったわだかまりというものを、解消することができました。
お互いに思い合っての誤解というものが、人間関係にはあるのだなと改めてそんなことも感じられる、過去世だったと思います。
今回は最初のカウンセリングの段階から泣いてしまい、また過去世に戻った段階でもずっと泣きっぱなしで(笑)
自分のことでこれだけ泣けたのは初めてだと思います。
そして最初に仰っていただいた「このセラピーを受けてどのようになりたいと思いますか?」ということに対して、私は「スッキリしたいです!」とお答えしたのですが、その通り、受けた後は随分とスッキリした気持ちになれました。
母との関係性はまだまだ良好とはいきませんし、私がある程度この過去世を癒せても、母の心の奥までは、癒すことができないのですが、それでもかなり大きな力というか、光を、今回の体験で得られたと感じております。
このような貴重な機会を与えていただいたことに、心から感謝をいたしております。
ありがとうございました。
またお世話になることもあるかと思いますので、その時はどうぞよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました!
セラピストより
丁寧なご感想、本当にありがとうございました。
このご感想をうけて、同じようにお悩みの方にも向けて、「いまの私の思うこと」を書かせていただきたいと思います。
事前カウンセリングの段階で涙される方、じつはとっても多いです。
そして、みなさん必ずといって良いほど、こうおっしゃいます。
「すみません。。。」 涙・涙・涙
謝らなくていいんです。いっぱい泣いていいんです。
みなさん、ずいぶん我慢なさっているんだなぁと感じます。
「こんなに泣いて、恥ずかしい・・・」という方もいらっしゃいます。
でもね、大丈夫です。
うちにいらっしゃる方の9割の方は、泣かれます。
ですので、私にはとても自然なことなのです(^^)
だから謝らなくていいし、我慢せずに、いっぱい泣いてくださいね。(あ、もちろん泣かなくってもOKですよ)
お帰りの時には、みなさん笑顔で帰られますので、どうぞ、ご安心してください。
それからこの方のご感想を拝見して、私がいちばんお話したいところは。。。
「母との関係性はまだまだ良好とはいきませんし、私がある程度この過去世を癒せても、母の心の奥までは、癒すことができないのですが」
この部分です。
私たち人間は、宇宙の一部・地球の上に生きています。
自然やお天気は、常に変化しています。
晴れの日もあれば、雨の日・雪の日・嵐の日、はたまた猛暑の日もありますね。
その中で生きる私達のココロが、お天気のように揺れ動くのもまた、自然なことではないでしょうか?
そういう意味では、お母様との関係も良くなったり、また悪くなったり、するのかもしれません。
大自然やお天気をコントロールすることは出来ませんよね。
しかし、長い歴史の中で人間は、自然とともに生きる、<智恵>と<チカラ>を備えてきました。
同じように、私達はココロを完全にコントロールすることは、できないのかもしれません。
ですが、ココロの揺れとともに生きる知恵と、乗り切るチカラが、何より大切なのだと、私は思うのです。
カウンセリングやセラピーは<智恵>、そしてその<チカラ>はだれもに必ず備わっていると、私は信じています。
ですから、私がセッションで目指しているのは、その<ご自身のチカラ>を思い出していただくこと、なのです。
それから、誤解を招くかもしれないのを、覚悟のうえで言わせていただくと、、、
お母様の心の奥を癒やすのは、娘の役目でしょうか?
それは、お母様ご自身の課題ではないか、と私は思うのです。
もちろん、家庭の事情やご病気など、さまざまな事情がおありでしょう。
現実的な生活のサポートは、避けられない事も多いと思います。
ですが、お母様の心が癒えないのは、あなたの責任ではありません。
できることをしてあげる、
それだけで、ちゃんと愛せていますよ。
大丈夫。
できることは、できる。
できないことは、できない。
あなたは、あなた。
お母さまは、お母さま。
あなたは、あなたでいい。
お母さまは、お母さまでいい。
あなたが健やかで幸せでありますように。