「なんとかしたいけど、内容は話せない・・・」
そんな苦しい状況でも、あきらめないでご相談下さい。
ヒプノセラピー、カラーセラピーと並んで、私が個人セッションで多用する、フォーカシング。
知れば知るほど、奥深い心理療法の1つです。
今回のフォーカシング研究会で、また新しいアプローチ法を体験して来ました。
つらい過去や現実と真正面から向き合うことができれば、どれほど素晴らしいでしょう。
ですが、それがどうしてもできないって時が、誰にでもあると思うのです。
そんな時に、新しいアプローチ法が役に立ちます。
新しいアプローチ法でも、悩みの問題と直接対決はしません。
具体的なお悩みの「出来事」を語る必要は、全くありません。
それでも、いえ、だからこそ、気付ける事がたくさんあるのです。
これはフォーカシングの本当に素晴らしいところです。
実はこの新しいアプローチは、これまでも、ヒプノセラピーのセッションの中で、独自に取り入れていた手法でした。
ですが、今回の手法なら、通常のカウンセリングや、その他のセッションの中でも、かんたんに取り入れられます。
しかも、心理的負担が少なく、安全に進めて行けます。
「なんとかしたいけど、内容は話したくない」という時に、最適なのです。
確かに「自ら語る」ことで起こる、気づきや癒しはあります。
過去や現実から目を背けることなく、自分と向きあう。
それが必要な時も、もちろんあります。
でも、人の心のコンディションは、いつでも一定ではありません。
がんばれる時と、がんばれない時がある、それが自然なことですよね。
がんばれない時は、無理にがんばらない。
「あー今は頑張れないんだなー」
「でも、頑張らないと!って思っているんだなー」と、まずはただ気づいておきましょう。
そうして心に休息と栄養をそそいで行くうちに、自然と「がんばれそうな時」がやってきます。
「その時」に気づいたら、「がんばってみる」にチャレンジです。
不安になったり、怖くなったりするかもしれません。
でもこの時は、勇気を持って「がんばってみる!」ことが大切です。
今のあなたに必要なのは、「休息」でしょうか?
それとも「勇気」でしょうか?
「なんとかしたいけど、内容は話せない・・・」
そんな苦しい状況でも、あきらめないでご相談下さい。
あなたの抱えている問題の「具体的な内容」をお話いただかなくても、大丈夫です。
それでも、心に休息と栄養を補え、勇気を育むアプローチは、たくさんあるんですよ^^